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永井良 ファイナンシャルブログ

2026/04/06  【住宅ローン】これからの10年をどう考えるか

2025年に入り、住宅ローンの金利環境に変化が出てきました。
これまで低水準で推移していた「10年固定金利」が上昇傾向に入っています。

住宅購入を検討されている方にとって、
「今は固定にすべきか、それとも変動か」
悩ましい局面に入ったと言えます。

今回は、この金利上昇の流れを踏まえ、これからの10年をどう考えるべきかを整理してみます。


これまでの前提が変わり始めている

これまでの住宅ローンは、
「変動金利が圧倒的に低い」という状況が長く続いていました。

そのため、
・とりあえず変動で借りる
・金利が上がればその時に考える
という選択が一般的でした。

しかし現在は、
日銀の政策変更や長期金利の上昇により、
固定金利がじわじわと上がり始めています。

つまり、
「金利は当面上がらない」という前提が崩れ始めているのです。


■ 10年固定金利が上がる意味

10年固定金利は、いわば「市場の予測」です。

金融機関は、
「これから10年間の金利動向」を見越して
この金利を設定しています。

つまり今回の上昇は、
単なる一時的な動きではなく、
「今後は金利が上がる可能性が高い」という見方が反映されていると考えられます。


では変動金利は危ないのか?

ここでよくあるのが、
「固定が上がっているなら変動も危ないのでは?」という不安です。

結論から言うと、
現時点で急激に変動金利が上がる可能性は高くありません。

ただし重要なのは、
「上がらない」ではなく「まだ上がっていない」という点です。

変動金利は政策金利の影響を受けるため、
固定金利よりも遅れて動きます。

つまり、
固定金利の上昇は“予兆”と見るべきです。


これからの10年をどう考えるか

ここからが本題です。

これから住宅ローンを考えるうえで重要なのは、
「金利が上がるかどうかを当てること」ではありません。

大切なのは、
金利が上がった場合でも耐えられるかどうかです。

具体的には、
・金利が3-4%上がっても返済できるか
・教育費や老後資金と両立できるか
・収入減少時にも対応できるか

この視点で考える必要があります。


判断の考え方(シンプルに)

判断基準は大きく2つです。

余裕がある方

→ 変動金利も選択肢
金利上昇時にも対応できる余力がある場合は、
低金利メリットを活かす考え方です。

余裕に不安がある方

→ 固定金利を検討
将来の支出や収入に不安がある場合は、
金利を確定させることで安心を優先します。


よくある失敗

実務上多いのは、
「借りられる金額」で判断してしまうケースです。

金融機関は比較的余裕のある審査を行いますが、
それが“安全な金額”とは限りません。

住宅購入はゴールではなく、
その後の生活が本番です。


まとめ

2025年以降、住宅ローンの環境は確実に変わり始めています。

10年固定金利の上昇は、
これからの金利上昇局面のサインとも言えます。

だからこそ、
・どちらの金利が得か
ではなく
・どちらなら安心して返済し続けられるか

この視点で選ぶことが重要です。


ご相談について

住宅ローンは、金利だけでなく、
家計全体・ライフプランとセットで考える必要があります。

当社では、
・無理のない借入額の算出
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住宅購入を検討されている方は、
お気軽にご相談ください。