

住宅ローンを検討されている方にとって、ここ数か月で大きな変化がありました。
長期固定金利の代表である「フラット35」の金利は、約2.5%だったものが、現在では3.2%前後まで上昇しています。
わずか数か月で約1%近く上昇したことになります。
一方で、変動金利は金融機関にもよりますが、現在でも0.8%前後の商品が多く、金利差が大きく開いています。
例えば4,000万円を35年返済で借り入れた場合、
その差は毎月約47,000円、年間では約56万円にもなります。
この数字を見ると、「やはり変動金利を選ぼう」と考える方が増えるかもしれません。
しかし、ここで注意したいことがあります。
フラット35の金利が上昇している背景には、長期金利の上昇があります。
長期金利と変動金利は直接連動するものではありませんが、長期金利が上昇する局面では、将来的に日本銀行の政策金利が引き上げられ、変動金利も上昇する可能性があります。
そのため、現在の毎月返済額だけで住宅ローンを選ぶのは危険です。
仮に変動金利を選択したとして、将来金利が上昇し、毎月の返済額が増えた場合でも、無理なく返済を続けられるかを事前にシミュレーションしておくことが大切です。
住宅ローンは35年前後という長いお付き合いになります。
「今、一番低い金利」を選ぶのではなく、「将来も安心して返済できるか」という視点で住宅ローンを選ぶことが、後悔しない住まいづくりにつながります。
住まいづくりFPでは、お客様のライフプランを踏まえ、「借りられる金額」ではなく「安心して返済できる金額」を一緒に考えています。
住宅ローン選びで迷われている方は、お気軽にご相談ください。
出典(2026年7月時点)